オークションに出品されていたシステムキッチンを一目見てから、頭の中でキッチンがぐるぐる。オークションでキッチンを購入するって、リスクあるよなぁ、展示品だから据え付けにも色々問題でてきそう、と頭ではわかっていても、もう気持ちが欲しいほうに傾いているから、なんとか上手くいく方法ばかりを考えてしまいます。
まず、サイズ的にはいるのか。。縦と横はなんとかなっても、高さが問題。マンションのモデルルームに使われていたキッチンだからか、結構、背が高い。うちは天井高が2300少ししかない。最近のマンションは大抵2400くらいの天井高がある様なので、展示品キッチンも記載されているサイズは収納キャビネットが2400となっている。う、これは、うちの天井よりも約10㎝、高い!そのままだともちろん入りません。。ただ、出品写真を良く見てみると、収納キャビネットの上につける天井幕板があるっぽい。2400というのはたぶん幕板も入れての寸法だろう、となると幕板を付けなけれ入るんじゃないかなぁ、という希望的観測で高さの問題は無理やりクリア。
出品されているキッチンはドイツのsiematicという会社のキッチン。それまで、海外のキッチンは、アクタスが取り扱っているポーゲンボールと、イタリアのユーロモビールのキッチンしか知りませんでした。実際、ショールームで見たのもこの二つだけ。siematicは初めて聞くブランド。そして、出品されているキッチンは海外のドラマや映画などでよく出てくるような、オーブンも何もかも全てピシッとビルトインされたキッチン。アイレベルでオーブンがビルトインって海外ドラマや映画などでキッチンが出てくるシーンでは最近よく見かけますよね。初めて見たときは、それまで実家も前に住んでいた家もオーブンはコンロ下にビルトインで、そういうもんだという固定観念があったので、オーブンって見せるデザインにもなるんだ、ってちょっとした衝撃をうけました。重い鉄板を持って、かがまなくても、目線の高さで取り出しできるし、なんかカッコイイ。今回はオーブンはコンロ下に入っているけど、レンジオーブンはアイレベルでキャビネットにおさまっている。
siematicを画像検索にかけて出品されている商品に似た雰囲気のを探してみると、けっこう出てくる、出てくる。おそらく出品されているキッチンはsiematic S2というラインで、色はtruffle greyというところまで突き止める。
こんなことするより、落札するつもりならリフォームの計画を考えたほうがいいと自分でも思うのだが・・。
トリュフグレイ、、あの世界三大珍味の一つ、キノコのトリュフを連想させる色なのだろうか。。トリュフに全く馴染みがないので、イメージがわかない。。写真では、少し茶色がかった濃いめのグレー。トリュフはおいといて、グレーってのがイイ!キッチンハウスのショールームでもグレーのキッチンは一押し的な感じだったし。
siematicがハンドルフリーのキッチンを世界で初めて発表したのが1960年、それから改良を積み重ねたデザインがS2のラインに受け継がれているしい。siematicのMaltiMaticという収納システムも面白いです。キッチン扉の裏側を利用して、様々な収納ユニットをとりつけることが出来るらしい。収納ユニットには、ペーパータオルホールドとか、ネスプレッソのカプセルホルダーとか、使用用途がめっちゃ限定されるものがあって、そういうの結構好きです。